SECUBELL事件レポートWINDOWS-SEPTEMBER-2026-ZERO-DAYS/SUMMARY
Windows ALPC・Windows Update スタックの権限昇格の脆弱性(2026年9月)
マイクロソフトは 2026年9月の月例更新で、Windows ALPC の特権昇格の脆弱性(CVE-2026-85880)と、Windows Update スタックの特権昇格の脆弱性(CVE-2026-81963)の悪用を公表しました(JPCERT/CC の 2026-09-09 の注意喚起による)。どちらも CVSS 7.8 で、CVE-2026-81963 は SYSTEM 権限まで昇格されうるものです。米国 CISA は 2026-09-08 に両方を既知の悪用リスト(KEV)へ追加しました。
CVE-2026-85880CVE-2026-81963一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-85880CVE-2026-81963
- 出典
- JPCERT/CC・NIST NVD・CISA
- 公開日
- 2026-09-08
- 作成日
- 2026-09-08
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- WINDOWS-SEPTEMBER-2026-ZERO-DAYS/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
マイクロソフトは 2026年9月の月例更新で、Windows ALPC の特権昇格の脆弱性(CVE-2026-85880)と、Windows Update スタックの特権昇格の脆弱性(CVE-2026-81963)の悪用を公表しました(JPCERT/CC の 2026-09-09 の注意喚起による)。どちらも CVSS 7.8 で、CVE-2026-81963 は SYSTEM 権限まで昇格されうるものです。米国 CISA は 2026-09-08 に両方を既知の悪用リスト(KEV)へ追加しました。[1][2][3][4]
誰が影響を受けうるか
2026年9月のセキュリティ更新プログラムを適用していない Windows 端末・サーバーです。委託先の社員が当社の業務に使う端末や、委託先が運用するサーバーも対象になりえます。[1]
確認すべき点
- 自社の Windows 端末・サーバーに2026年9月の更新(またはそれ以降の累積更新)を適用したか
- 委託先が当社の業務に使う端末・サーバーの適用状況
- 更新が止まっている端末がないか
この要点は s1, s2, s3, s4 の公表をもとにしています(確認日 2026-10-29)。[1][2][3][4]
原典
- [1]JPCERT/CC「2026年9月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260025.html
- [2]NIST NVD「CVE-2026-85880」https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-85880
- [3]NIST NVD「CVE-2026-81963」https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-81963
- [4]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog(JSON フィード, catalogVersion 2026.10.28): CVE-2026-85880, CVE-2026-81963」https://www.cisa.gov/sites/default/files/feeds/known_exploited_vulnerabilities.json