SECUBELL事件レポートNPM-SHAI-HULUD-2-WORM/SUMMARY
npm パッケージを汚染する自己増殖型ワーム「Shai-Hulud 2.0」
JavaScript の部品の配布元 npm で、パッケージを汚染して広がる自己増殖型のワーム「Shai-Hulud 2.0」が 2025-11-21〜23 に発生し、11-24 からセキュリティ各社が警告を出しました。Check Point は 621 の npm パッケージが感染したとしています。
一次情報 4 件確認 2026-10-29
- 分類
- サプライチェーン
- 出典
- CISA・Check Point・@IT(ITmedia)・Unit 42
- 公開日
- 2025-11-24
- 作成日
- 2025-11-24
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 4件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- NPM-SHAI-HULUD-2-WORM/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
JavaScript の部品の配布元 npm で、パッケージを汚染して広がる自己増殖型のワーム「Shai-Hulud 2.0」が 2025-11-21〜23 に発生し、11-24 からセキュリティ各社が警告を出しました。Check Point は 621 の npm パッケージが感染したとしています。[1]
npm の preinstall スクリプトを悪用するため、インストールが終わる前や失敗したときにも悪性コードが動きます。盗まれた情報は公開の GitHub リポジトリに送られました。[1]
誰が影響を受けうるか
2025年11月21〜24日頃に、汚染された npm パッケージを開発端末や CI(自動ビルド)でインストールした事業者です。Web 制作・システム開発の委託先が npm を使っている場合、その開発端末や CI の認証情報が盗まれ、発注元の環境に広がる可能性があります(推測を含む)。[1][2]
確認すべき点
- 委託先が当社向けの開発で npm を使っているか
- 2025年11月21〜24日頃に、汚染が報告されたパッケージをインストールしていないか
- 該当する場合、GitHub・クラウドなどの認証情報の入れ替えが済んでいるか
第1波(2025年9月)について、CISA は依存関係の点検と開発者の認証情報の即時の入れ替えを呼びかけています。[3]
原典
- [1]Check Point「Shai-Hulud 2.0: Inside the Second Coming」https://blog.checkpoint.com/research/shai-hulud-2-0-inside-the-second-coming-the-most-aggressive-npm-supply-chain-attack-of-2025/
- [2]@IT(ITmedia)「Shai-Hulud 2.0 関連記事」https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/spv/2512/05/news051.html
- [3]CISA「Widespread Supply Chain Compromise Impacting npm Ecosystem」https://www.cisa.gov/news-events/alerts/2025/09/23/widespread-supply-chain-compromise-impacting-npm-ecosystem