SECUBELL事件レポートLITELLM-PYPI-COMPROMISE-2026-03/SUMMARY
Python ライブラリ LiteLLM の汚染版公開(1.82.7・1.82.8)
PyPI で公開された Python ライブラリ litellm の 1.82.7 と 1.82.8 に、悪性のコードが含まれていました。2026年3月24日 10:39(UTC)から約40分公開されたあと、PyPI が隔離しました(影響の窓は 16:00 UTC までとも記載されています)。
一次情報 2 件確認 2026-10-29
- 分類
- サプライチェーン
- 出典
- LiteLLM・GitLab Advisory Database
- 公開日
- 2026-03-24
- 作成日
- 2026-03-24
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 2件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- LITELLM-PYPI-COMPROMISE-2026-03/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
PyPI で公開された Python ライブラリ litellm の 1.82.7 と 1.82.8 に、悪性のコードが含まれていました。2026年3月24日 10:39(UTC)から約40分公開されたあと、PyPI が隔離しました(影響の窓は 16:00 UTC までとも記載されています)。[1]
原因は、CI/CD のセキュリティスキャンで使う Trivy の依存関係が汚染され、盗まれた認証情報で公開の経路に入られたこととみられています(調査中とされています)。[1]
開発元は 1.82.6 以前に固定するよう案内し、後に問題のない 1.83.0 を公開しました。1.82.8 は litellm_init.pth というファイルを含んでおり、site-packages に残っていれば削除と調査が必要とされています。[1]
誰が影響を受けうるか
この時間帯に litellm をインストール・更新した開発環境やサーバーです。生成AIを使ったシステムの開発を委託している先が使っている場合があります。[1]
確認すべき点
- 自社・委託先が litellm を使っているか、バージョンはいくつか
- 1.82.7/1.82.8 を入れたことがあるか
- 認証情報(API キーなど)を入れ替えたか
原典
- [1]LiteLLM「Security Update: Suspected Supply Chain Incident」https://docs.litellm.ai/blog/security-update-march-2026