SECUBELL事件レポートNOTEPAD-PLUS-PLUS-UPDATE-HIJACK/SUMMARY
テキストエディタの更新配信の乗っ取り
テキストエディタ Notepad++ の開発者は 2026年2月2日、更新の配信が乗っ取られたと公表しました。原因は Notepad++ のコードの欠陥ではなく、ホスティング事業者のレベルで起きた侵害とされています。
一次情報 1 件確認 2026-10-29
- 分類
- サプライチェーン
- 出典
- Notepad++
- 公開日
- 2026-02-02
- 作成日
- 2026-02-02
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 1件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- NOTEPAD-PLUS-PLUS-UPDATE-HIJACK/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
テキストエディタ Notepad++ の開発者は 2026年2月2日、更新の配信が乗っ取られたと公表しました。原因は Notepad++ のコードの欠陥ではなく、ホスティング事業者のレベルで起きた侵害とされています。[1]
特定の利用者の更新の通信が、攻撃者の用意した不正な更新情報(マニフェスト)へ選択的に振り向けられました。侵入は 2025年6月に始まり、サーバーの侵害は 9月2日まで、内部サービスの認証情報は 12月2日まで攻撃者が持っていたとされています。[1]
v8.8.9 で、更新機能 WinGUp がダウンロードしたインストーラーの証明書と署名を検証するよう強化され、v8.9.2 で検証を必須にする予定とされています。開発者は v8.9.1 のインストーラーを手動で入れることを勧めています。[1]
誰が影響を受けうるか
Notepad++ を自動更新で使っている利用者のうち、特定の利用者が狙われたとされています。委託先の開発・保守担当者の PC で使われている場合があります。[1]
確認すべき点
- 自社・委託先の PC で Notepad++ を使っているか、バージョンはいくつか
- 開発者が勧める v8.9.1 のインストーラーを手動で入れ直したか
- 期間中に自動更新を受けた端末があるか
原典
- [1]Notepad++「Notepad++ Hijacked by State-Sponsored Hackers」https://notepad-plus-plus.org/news/hijacked-incident-info-update/