SECUBELL事件レポートINQUIRY-MANAGEMENT-VENDOR-BREACH-2026-10/SUMMARY
問い合わせ管理の委託先サーバーへの不正アクセスで証券会社・鉄道会社の顧客情報が漏えいのおそれ
問い合わせフォームのサービスを提供する事業者のサーバーに不正アクセスがありました。不正アクセスは2026年10月2日20時33分ごろから10月3日8時1分ごろに発生しました。
一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 委託先経由の漏えい
- 出典
- 東武鉄道・@IT・大和証券・スカラコミュニケーションズ
- 公開日
- 2026-10-05
- 作成日
- 2026-10-05
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- INQUIRY-MANAGEMENT-VENDOR-BREACH-2026-10/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
問い合わせフォームのサービスを提供する事業者のサーバーに不正アクセスがありました。不正アクセスは2026年10月2日20時33分ごろから10月3日8時1分ごろに発生しました。[1][2]
同社のサービスを使う鉄道会社は、自社に関する情報の閲覧・取得の形跡は確認されていないとしています。また、同社のサービスを使う証券会社は10月5日に、約11万名の顧客の氏名・メールアドレス・口座番号等(個人を特定できる情報の無い問い合わせを含め約22万件)が漏えいした可能性があると公表しました。同社のシステムへの不正アクセスは確認されていないとしています。[1][2][3]
サービス提供元の SC社は10月6日、FAQ システム「i-ask」の管理サイトに第三者が不正にログインし、同社のサーバーに不正なプログラムを設置したと公表しました。同じサーバーで動いていた利用企業(最大5社)の問い合わせ情報が漏えいした可能性があり、件数は最大713,126件(問い合わせ単位の延べ件数)としています。[4]
誰が影響を受けうるか
Web サイトの問い合わせフォームや問い合わせ管理を、この事業者のサービスで運用している企業と、そのフォームから問い合わせをした人です。自社のサイトの制作・運用の委託先が、このサービスを組み込んでいる場合もあります。[1]
確認すべき点
- 自社や委託先が、この事業者のサービスを使っているか
- 使っている場合、自社の顧客・従業員・取引の情報が登録されているか
- 事業者の公表(続報を含む)と、個別の連絡の有無
- 自社の顧客・従業員への不審な連絡(なりすましの電話・メールなど)がないか
原典
- [1]東武鉄道「委託先事業者への不正アクセスについて(お知らせ)」https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/news/20261007153424wpo2m-MJPLTJzWJHnUDkVw.pdf
- [2]@IT「「自社システムは無事」でも顧客情報は漏れる 大和証券約11万人の情報に不正アクセス」https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/2610/07/news030.html
- [3]大和証券「外部委託先への不正アクセスによるお客様情報の漏洩の可能性について」https://ssl4.eir-parts.net/doc/8601/tdnet/2891437/00.pdf
- [4]スカラコミュニケーションズ「FAQシステム「i-ask」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」https://scala-com.jp/news/2026/10-1/