SECUBELL事件レポートSONICWALL-SMA1000-CVE-2025-40602/SUMMARY
SonicWall SMA1000 の管理コンソールの権限昇格(CVE-2025-40602)
リモートアクセス装置 SonicWall SMA1000 の管理コンソール(AMC)に、認可の不足によるローカルの権限昇格の脆弱性(CVE-2025-40602)があります。
CVE-2025-40602一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2025-40602
- 出典
- CVE Program(CNA: SonicWall)・CISA・SonicWall
- 公開日
- 2025-12-17
- 作成日
- 2025-12-17
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- SONICWALL-SMA1000-CVE-2025-40602/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
リモートアクセス装置 SonicWall SMA1000 の管理コンソール(AMC)に、認可の不足によるローカルの権限昇格の脆弱性(CVE-2025-40602)があります。[1]
米国 CISA は 2025-12-17 に既知の悪用リスト(KEV)へ追加し、インターネットに公開されたすべての SMA1000 で侵害の痕跡を確認するよう求めています。[2]
誰が影響を受けうるか
SMA1000 の 12.4.3-03093(platform-hotfix)以前、12.5.0-02002(platform-hotfix)以前を使っている事業者です。テレワーク用のリモート接続の運用を委託している場合は、委託先への確認が要ります。[1]
確認すべき点
- 自社・委託先で SMA1000 を使っているか、使っているなら版はいくつか
- SonicWall の勧告(SNWLID-2025-0019)の修正版に更新したか
- インターネットに公開している機器で、侵害の痕跡を確認したか
開発元の勧告による補足
SonicWall の勧告(s3)によると、修正版は 12.4.3-03245(platform-hotfix)以降と 12.5.0-02283(platform-hotfix)以降です。本件は CVE-2025-23006(CVSS 9.8)と組み合わせて、認証なしに root 権限でコードを実行する攻撃に使われたと報告されています。既知の悪用の経路は、CVE-2025-23006 が未修正の場合か、攻撃者がすでにローカルのアカウントを持つ場合に限られるとしています。CVE-2025-23006 は 12.4.3-02854(platform-hotfix、2025年1月22日公開)以降で修正済みです。[3]
原典
- [1]CVE Program(CNA: SonicWall)「CVE-2025-40602 record」https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-40602
- [2]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog(JSON フィード, catalogVersion 2026.10.28): CVE-2025-40602」https://www.cisa.gov/sites/default/files/feeds/known_exploited_vulnerabilities.json
- [3]SonicWall「SNWLID-2025-0019」https://psirt.global.sonicwall.com/vuln-detail/SNWLID-2025-0019