SECUBELL事件レポートSHAREPOINT-JULY-2026-CVE-2026-58644/SUMMARY
SharePoint Server の複数の悪用された脆弱性(2026年7月)
2026年7月の月例更新で修正された SharePoint Server の脆弱性のうち、3件で悪用が確認されています。CVE-2026-56164(特権昇格)はマイクロソフトが悪用を公表し、CVE-2026-58644(リモートコード実行)は7月31日の更新で悪用ありに変わりました。
CVE-2026-56164CVE-2026-58644CVE-2026-50522一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-56164CVE-2026-58644CVE-2026-50522
- 出典
- JPCERT/CC・CISA・NIST NVD
- 公開日
- 2026-07-14
- 作成日
- 2026-07-14
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- SHAREPOINT-JULY-2026-CVE-2026-58644/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
2026年7月の月例更新で修正された SharePoint Server の脆弱性のうち、3件で悪用が確認されています。CVE-2026-56164(特権昇格)はマイクロソフトが悪用を公表し、CVE-2026-58644(リモートコード実行)は7月31日の更新で悪用ありに変わりました。[1]
CVE-2026-50522(リモートコード実行)は KEV に登録され、watchTowr がマシンキーの窃取を伴う攻撃を観測しています。[1][2]
誰が影響を受けうるか
SharePoint Server Subscription Edition、2019、2016 をオンプレミスで運用している事業者です。2019 と 2016 は2026年7月14日にサポートが終了しています。社内ポータルや文書管理を委託先が運用している場合もあります。[1]
確認すべき点
- 自社のシステムでMicrosoft SharePoint Server(オンプレミス)を使っているか、使っているならバージョンはいくつか
- 委託先(システムの保守会社、SaaS の提供元など)が使っているか
- 使っている場合、修正版への更新か回避策・軽減策が済んでいるか
- 開発元・公的機関が公表した痕跡の確認をしたか
NVD の記述では、CVE-2026-58644 は認証されていない攻撃者がネットワーク経由でコードを実行できる、信頼できないデータの扱いの不備です。[3]
原典
- [1]JPCERT/CC「2026年7月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260020.html
- [2]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog(CVE-2026-50522、2026-07-22 追加)」https://www.cisa.gov/known-exploited-vulnerabilities-catalog?search_api_fulltext=CVE-2026-50522
- [3]NIST NVD「CVE-2026-58644」https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-58644