SECUBELL事件レポートRAILS-ACTIVE-STORAGE-CVE-2026-66066/SUMMARY
Ruby on Rails Active Storage のリモートコード実行の脆弱性(CVE-2026-66066)
Web アプリの開発フレームワーク Ruby on Rails の Active Storage に、画像などの変換処理(variant)で任意のファイルの読み取りやリモートコード実行のおそれがある脆弱性(CVE-2026-66066)があります。
CVE-2026-66066一次情報 2 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-66066
- 出典
- JPCERT/CC・Ruby on Rails
- 公開日
- 2026-07-29
- 作成日
- 2026-07-29
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 2件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- RAILS-ACTIVE-STORAGE-CVE-2026-66066/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
Web アプリの開発フレームワーク Ruby on Rails の Active Storage に、画像などの変換処理(variant)で任意のファイルの読み取りやリモートコード実行のおそれがある脆弱性(CVE-2026-66066)があります。[1]
JPCERT/CC によると、悪用につながる検証用のコードが公開され、8月3日の更新で複数の公開が追記されました(公開場所は記載しません)。[2]
誰が影響を受けうるか
Active Storage を使う Rails アプリを運用している事業者です。受託開発で作った Web サービスの場合、開発・保守の委託先が管理していることがあります。[2][1]
確認すべき点
- 自社のシステムでRuby on Rails の Active Storage(activestorage)を使っているか、使っているならバージョンはいくつか
- 委託先(システムの保守会社、SaaS の提供元など)が使っているか
- 使っている場合、修正版への更新か回避策・軽減策が済んでいるか
- 開発元・公的機関が公表した痕跡の確認をしたか
修正版は 7.2.3.2、8.0.5.1、8.1.3.1 です。libvips 8.13 未満または ruby-vips 2.2.1 未満の環境では、更新後の起動時に例外が出るため、先にこれらを更新する必要があります。[2][1]
原典
- [1]Ruby on Rails「GHSA-xr9x-r78c-5hrm: Possible arbitrary file read and remote code execution in Active Storage variant processing」https://github.com/rails/rails/security/advisories/GHSA-xr9x-r78c-5hrm
- [2]JPCERT/CC「Ruby on RailsのActive Storageにおけるリモートコード実行につながる脆弱性(CVE-2026-66066)に関する注意喚起」https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260021.html