SECUBELL事件レポートPAPERCUT-CVE-2026-81578/SUMMARY
PaperCut MF/NG の認証回避とリモートコード実行(CVE-2026-81578 等)
印刷管理ソフト PaperCut NG/MF に、2 件の脆弱性があります。CVE-2026-81578 は重要な機能の認証が欠けており、認証なしの遠隔攻撃者が一部のシステム設定を変えられるものです。CVE-2026-82078 は、設定を操作してサーバーのプロセスの権限で Java のプログラムを実行させうるものです。2 件は連鎖して使えるとされています。
CVE-2026-81578CVE-2026-82078一次情報 2 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-81578CVE-2026-82078
- 出典
- CISA・PaperCut
- 公開日
- 2026-08-27
- 作成日
- 2026-08-27
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 2件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- PAPERCUT-CVE-2026-81578/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
印刷管理ソフト PaperCut NG/MF に、2 件の脆弱性があります。CVE-2026-81578 は重要な機能の認証が欠けており、認証なしの遠隔攻撃者が一部のシステム設定を変えられるものです。CVE-2026-82078 は、設定を操作してサーバーのプロセスの権限で Java のプログラムを実行させうるものです。2 件は連鎖して使えるとされています。[1]
PaperCut は 2026年8月27日付けで全 NG/MF 顧客向けに告知を出し、CISA は 8月31日に 2 件を既知の悪用リスト(KEV)に追加しました。[1][2]
誰が影響を受けうるか
PaperCut NG/MF を使っている事業者です。複合機・印刷の管理を委託している先が使っている場合があります。[2]
確認すべき点
- 自社・委託先が PaperCut NG/MF を使っているか、バージョンはいくつか
- 26.0.5・25.0.13・24.1.10 以降(または緊急パッチ Release 3)へ更新済みか
- 管理画面がインターネットから到達できる状態か
開発元の告知による補足
PaperCut の告知(s2)によると、対象は NG/MF のすべての版です。深刻度(CVSS 4.0)は CVE-2026-81578 が 8.8(HIGH)、CVE-2026-82078 が 9.4(CRITICAL)です。緊急パッチ(Release 3)で対処され、その後のメンテナンスリリース 26.0.5・25.0.13・24.1.10 が告知のすべての CVE に対処しています。サイトサーバーや二次サーバーも更新が必要です。[2]
原典
- [1]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog: CVE-2026-81578」https://www.cisa.gov/known-exploited-vulnerabilities-catalog?search_api_fulltext=CVE-2026-81578
- [2]PaperCut「PaperCut NG/MF Security Bulletin (27 Aug 2026)」https://www.papercut.com/kb/Main/security-bulletin-27-aug-2026-urgent-security-advisory/