SECUBELL事件レポートMETABASE-SQLI-CVE-2026-72898/SUMMARY
Metabase の SQL インジェクションの脆弱性(CVE-2026-72898)
BI(データ分析)ツールの Metabase は 2026-08-06、Metabase Cloud が未知の脆弱性で攻撃されたと説明し、修正版を公開しました。認証なしで不正な SQL を実行され、管理者権限を取得される可能性がある SQL インジェクションの脆弱性(CVE-2026-72898)です。
CVE-2026-72898一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-72898
- 出典
- JPCERT/CC・Metabase・CISA
- 公開日
- 2026-08-06
- 作成日
- 2026-08-06
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- METABASE-SQLI-CVE-2026-72898/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
BI(データ分析)ツールの Metabase は 2026-08-06、Metabase Cloud が未知の脆弱性で攻撃されたと説明し、修正版を公開しました。認証なしで不正な SQL を実行され、管理者権限を取得される可能性がある SQL インジェクションの脆弱性(CVE-2026-72898)です。[1][2]
誰が影響を受けうるか
Metabase をインターネットから使える状態で自社運用している事業者です(58 系より前は影響なし)。Metabase Cloud は対策済みです。分析・開発の委託先が設置している場合もあります。[1][2]
確認すべき点
- 自社・委託先(データ分析・開発の委託先など)が Metabase を運用しているか
- 修正版(0.58.24、0.59.21、0.60.17、0.61.11、0.62.9、0.63.5 以降)への更新が済んでいるか
- 更新までの間、回避策(特定のパスへのアクセス遮断)をとったか
JPCERT/CC は、国内組織への相次ぐ不正アクセスの類型の一つとして本脆弱性の悪用を挙げ、8月上旬〜9月上旬に悪用されていたとしています。CISA は 2026-08-11 に KEV カタログに加えました。[3][4]
原典
- [1]JPCERT/CC「MetabaseのSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2026-72898)に関する注意喚起」https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260023.html
- [2]Metabase「Security update」https://www.metabase.com/blog/security-update
- [3]JPCERT/CC「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260030.html
- [4]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog (CVE-2026-72898)」https://www.cisa.gov/known-exploited-vulnerabilities-catalog?field_cve=CVE-2026-72898