SECUBELL事件レポートIVANTI-EPMM-CVE-2026-6973/SUMMARY
Ivanti EPMM の管理者権限での RCE(CVE-2026-6973)
モバイル端末の管理製品 Ivanti Endpoint Manager Mobile(EPMM)に、入力検証の不備により、管理者権限を持つ認証済みユーザーが遠隔でコードを実行できる脆弱性(CVE-2026-6973、CVSS 7.2)が 2026-05-07 に公開されました。
CVE-2026-6973一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-6973
- 出典
- NIST NVD・CISA・Ivanti
- 公開日
- 2026-05-07
- 作成日
- 2026-05-07
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- IVANTI-EPMM-CVE-2026-6973/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
モバイル端末の管理製品 Ivanti Endpoint Manager Mobile(EPMM)に、入力検証の不備により、管理者権限を持つ認証済みユーザーが遠隔でコードを実行できる脆弱性(CVE-2026-6973、CVSS 7.2)が 2026-05-07 に公開されました。[1]
米国 CISA は同日、既知の悪用リスト(KEV)へ追加しました。[2]
誰が影響を受けうるか
EPMM を 12.6.1.1・12.7.0.1・12.8.0.1 より前の版で使っている事業者です。業務用スマートフォンの管理を委託している場合は、委託先への確認が要ります。[1]
確認すべき点
- 自社・委託先で EPMM を使っているか、使っているなら版はいくつか
- 12.6.1.1・12.7.0.1・12.8.0.1 以降に更新したか
- 管理者アカウントの持ち主と数を把握しているか
開発元の勧告による補足
Ivanti の勧告(s3、2026-05-07 公開)によると、CVE-2026-6973 を悪用された顧客は「ごく限られた数」で、悪用には管理者の認証が要ります。2026年1月の CVE-2026-1281・CVE-2026-1340 で被害を受けた顧客が、当時の推奨どおり認証情報を変えていれば、悪用の危険は大きく下がるとしています。修正版(12.6.1.1・12.7.0.1・12.8.0.1)は 1月の 2 件の修正も含み、1月に配布された RPM パッケージは不要になります。[3]
原典
- [1]NIST NVD「CVE-2026-6973」https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-6973
- [2]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog(JSON フィード, catalogVersion 2026.10.28): CVE-2026-6973」https://www.cisa.gov/sites/default/files/feeds/known_exploited_vulnerabilities.json
- [3]Ivanti「May 2026 Security Advisory Ivanti Endpoint Manager Mobile (EPMM) (Multiple CVEs)」https://hub.ivanti.com/s/article/May-2026-Security-Advisory-Ivanti-Endpoint-Manager-Mobile-EPMM-Multiple-CVEs?language=en_US