SECUBELL事件レポートFORTINET-FORTICLIENT-EMS-CVE-2026-35616/SUMMARY
FortiClient EMS のアクセス制御不備(CVE-2026-35616)
Fortinet は 2026-04-04 に、端末の管理サーバー FortiClient EMS のアクセス制御不備(CVE-2026-35616、CVSS 9.8)を公表しました。認証なしに細工したリクエストでコードやコマンドを実行されうるもので、Fortinet は実際の悪用を確認しています。米国 CISA は 2026-04-06 に既知の悪用リスト(KEV)へ追加しました。
CVE-2026-35616CVE-2026-21643一次情報 3 件確認 2026-10-29
- 分類
- 脆弱性
- CVE
- CVE-2026-35616CVE-2026-21643
- 出典
- Fortinet・NIST NVD・CISA
- 公開日
- 2026-04-04
- 作成日
- 2026-04-04
- 版
- 2026-10-29
- 確からしさ
- 一次情報 3件・確認日 2026-10-29・食い違いなし
- 文書番号
- FORTINET-FORTICLIENT-EMS-CVE-2026-35616/SUMMARY
事件の要点
何が起きたか
Fortinet は 2026-04-04 に、端末の管理サーバー FortiClient EMS のアクセス制御不備(CVE-2026-35616、CVSS 9.8)を公表しました。認証なしに細工したリクエストでコードやコマンドを実行されうるもので、Fortinet は実際の悪用を確認しています。米国 CISA は 2026-04-06 に既知の悪用リスト(KEV)へ追加しました。[1][2]
別件の CVE-2026-21643(7.4.4 の SQL インジェクション、CVSS 9.8)も 2026-04-13 に KEV へ追加されています。[3][2]
誰が影響を受けうるか
FortiClient EMS 7.4.5〜7.4.6 を使っている事業者です(CVE-2026-35616)。7.2 と 8.0 は影響を受けません。7.4.4 は別件の CVE-2026-21643 の対象です。端末やネットワークの管理を委託している場合は、委託先の環境も確認が要ります。[1][3]
確認すべき点
- 自社・委託先で FortiClient EMS を使っているか、使っているなら版はいくつか
- 7.4.5・7.4.6 ならホットフィックスの適用か 7.4.7 以降への更新が済んだか
- 7.4.4 なら CVE-2026-21643 の対応も済んだか
原典
- [1]Fortinet「FG-IR-26-099」https://fortiguard.fortinet.com/psirt/FG-IR-26-099
- [2]CISA「Known Exploited Vulnerabilities Catalog(JSON フィード, catalogVersion 2026.10.28): CVE-2026-35616, CVE-2026-21643」https://www.cisa.gov/sites/default/files/feeds/known_exploited_vulnerabilities.json
- [3]NIST NVD「CVE-2026-21643」https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-21643