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委託先への照会の観点
経済産業省は「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」を公表しています。事件のときの照会では、次の観点を加えます。
| 観点 | 聞くこと |
|---|---|
| IT と OT の別 | 対象の製品が、事務の仕組みと工場の仕組みのどちらにあるか |
| 保守の接続 | 設備の事業者が保守に使うリモート接続で、対象の製品を使っているか |
| 生産への影響 | ラインが止まるおそれと、止まった場合の見込み |
| 取引先との接続 | 発注・図面のやり取りの仕組みで、取引先とつながっているか |
照会の文面委託先への照会メールの例文 →
お知らせ文の注意点
| 注意点 | 理由・書き方 |
|---|---|
| 納期への影響を書く | 取引先が一番知りたいのは納期。影響の有無と見込みを書く |
| 図面などの預かり物 | 取引先から預かっている図面などの情報への影響を、確かめた範囲で書く |
| 確かめた範囲を書く | IT と OT のどちらを確かめたかを書く |
| 取引先からの質問票に備える | 平時の質問票の回答と、今回の確認の結果を結びつけて示す |
当社の{{拠点名}}で利用している{{製品名}}について、{{日付}}に使用の有無を確認しました。事務の仕組みと工場の制御の仕組みの双方を確認した範囲では、対象のバージョンは使っていません。製品の出荷は通常どおり行っています。
お知らせの型お知らせ文のテンプレート →
判断を伴うこと
業界の決まりや法令への適合、個人情報保護委員会などへの報告・通知が要るかどうかは、secubell は判断しません。下の公的機関・業界団体の資料を確かめ、最終判断はお客様と専門家(弁護士など)で行ってください。
よくある質問
- 製造業では、事件のときに委託先へ何を聞けばよいですか。
- 製品の使用の有無とバージョンに加えて、IT と OT の別(対象の製品が、事務の仕組みと工場の仕組みのどちらにあるか)、保守の接続(設備の事業者が保守に使うリモート接続で、対象の製品を使っているか)、生産への影響(ラインが止まるおそれと、止まった場合の見込み)、取引先との接続(発注・図面のやり取りの仕組みで、取引先とつながっているか)を聞くと、製造業で要る確認がそろいます。
- お知らせ文では、何を最初に書けばよいですか。
- 納期への影響を書く:取引先が一番知りたいのは納期。影響の有無と見込みを書く。そのうえで、確かめた範囲と日を添えます。
原典・参考にした資料
- 経済産業省「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン」
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「SCS評価制度の詳細情報」
このページは secubell が公開情報をもとにまとめた一般的な解説です。法的な判断や、個別の状況への助言ではありません。内容は原典で確かめ、自社の契約・体制に合わせてお使いください。法令上の報告・通知が要るかどうかの最終的な判断は、お客様ご自身と、弁護士などの専門家で行ってください。