- IOC侵害の痕跡(Indicator of Compromise)
- 攻撃を受けた、または受けているおそれを示す技術的な手がかり。不審な通信先の IP アドレス、ファイルのハッシュ値など。
このページの内容
意味
NIST は IOC を、攻撃が迫っている・進んでいる・すでに侵害が起きたかもしれないことを示す技術的な痕跡や観測結果と定めています。開発元や公的機関が、事件の公表とあわせて IOC を出すことがあります。
| 種類 | 例 | 主に確かめる記録 |
|---|---|---|
| 通信先 | IP アドレス・ドメイン名 | ファイアウォール・プロキシ・DNS の記録 |
| ファイル | ファイルのハッシュ値・ファイル名 | ウイルス対策・EDR の記録 |
| アクセスの跡 | 特定の URL への要求 | Web サーバーのアクセスログ |
委託先に聞くとき
IOC の照合は、記録を持っている側(委託先・保守会社)が行います。照会では「公表された痕跡の有無を確かめたか」「いつ時点の記録を確かめたか」を聞きます。
{{公表元}}が公表した侵害の痕跡(IOC)について、御社の記録で照合されましたか。
□ 照合した(確認した期間: ) □ 照合中 □ 照合の予定はない
secubell のレポートでの扱い
プロのレポートで、公的機関・開発元が公表した IOC とログの確認の観点を出典つきで整理しています。攻撃のコードや手順は載せません。secubell がお客様のシステムを調べることはありません。
レポートの中身secubell がしないこと →
原典・参考にした資料
- 米国立標準技術研究所(NIST)「Glossary: indicator of compromise」
- 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)「JPCERT/CC(注意喚起・脆弱性関連情報)」
このページは secubell が公開情報をもとにまとめた一般的な解説です。法的な判断や、個別の状況への助言ではありません。内容は原典で確かめ、自社の契約・体制に合わせてお使いください。法令上の報告・通知が要るかどうかの最終的な判断は、お客様ご自身と、弁護士などの専門家で行ってください。